【太く短く生きるか、長く細く生きるか】人生のロウソクと幸せの効率について

人生のロウソクと幸せの効率について

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生活に関するおすすめ本

アルコールは楽しい。酒を飲めば彩りが生まれる。しかし体には完全に悪だということは分かっている。

太く短く生きるか、長く細く生きるか。この視点で人生を振り返ってみたい。

アルコールによる体への影響と人生

アルコールで体を壊して早く亡くなってしまう人は多いです。特に酒を多く飲む文化のある地方などでは顕著になっています。酒は古代から飲まれてきたので安心安全なものだし、酒を飲むのは文化だから。と言い切ってしまうとそれまでなのですが、医学の日進月歩によりアルコールの体に対する影響度合いは年々詳しく分かってきています。

総じて言えることはアルコールは害であること。アルコールを多く日常的に摂取すればするほど寿命は縮みます。アルコールを生活に取り入れれば楽しくなる。しかしそれは「太く短く生きること」を選択することに繋がるのではと思うのです。

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人生という炎をどう燃やすか

人生という炎をどう燃やすか

ときどき波乱万丈な人生を過ごし、人より濃密な人生を送っていたと思ったら早く亡くなる人がいます。私はそういう人を見ると「生ききったのだな」と思います。

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人の人生をロウソクに例えると、大きな炎でボウボウと燃やしていたら派手で明るい分、早くロウソクは尽きてしまいます。逆に小さい灯火だと長く持ちます。何か科学的な根拠があるわけじゃないのですが、何だか人生ってこういうものなのかなぁと最近思うのです。

たまに持ちの良いロウソクを持っている人もいますが、基本的には皆ロウソクの燃やせる量は決まっていて、「どう燃やして人生を明るく照らすか」が人によって違ってくるといった感じです。どこでそのロウソクを上手く使うかは意識的に選べるものではないし、死ぬ直前になって「あぁ、あのときが私は一番輝いていたんだなぁ」と思い返すことでしか分からないかもしれません。

そういう人生のロウソクに燃料を足して、大きく燃やすのがアルコールだと私は思っています。まさにアルコールですからね、よく燃えるのです。お酒を上手く使えば自分の人生を照らして華やかにもできます。しかし燃やす必要のないところでも燃やし続けると自分を蝕んでいきます。それがアルコールという特殊な薬なんだと思います。

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アルコールは適度に新鮮に得る

アルコールってたまに飲むとすごく美味しく感じますよね。毎日惰性で飲んでいると旨味を感じなくなり、どんどん酔うために飲むみたいな行為になってきます。人ってどんな状況にでも慣れるようにできています。アルコールも同じです。毎日飲むとその有り難さや新鮮みはどんどん薄まってきます。

毎日ジェットコースター乗って楽しいでしょうか。たまに乗るから良いんですよね。毎日ステーキは食べられますか?もちろん俺は食えるぜ、みたいな人もいるかもしれませんが、大体の人はしんどくなってくると思います。

だからアルコールも飲み物というカテゴリで考えて、時折飲むから良いんだ、と考えることはできないでしょうか?

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世の中には美味しい飲み物はたくさんあります。いろんなものをちょっとずつ摂ってみませんか?お茶やハーブティーや新鮮なジュース、炭酸、ミルク、スムージー。そういうものを毎日入れ替わりで楽しむ。その中にアルコールがある。こうやると更にアルコールも美味しく感じられるのではないでしょうか?

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幸せの効率をあげる

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「太く短く生きる」というのは冷静に見ると不器用な生き方です。

ひとつのことに集中して自分の命を燃やし続ける。アルコールに関してもどんどん飲んで騒ぎ、体を壊した結果、飲めない悲しい生活をすることになります。そして短く人生を終える。

もちろんこれを良しとして、積極的にこの人生を選ぶ人もいるかもしれません。しかし、これは幸せの効率が悪いと思うのです。

人生において楽しいことを増やせるかどうかは、自分がいかに幅広くいろんなものに興味を持てるかどうかです。

すべてを「やりたいこと」に。人生で最高の自由を手に入れる

酒浸りの人生というのはそういった積極性とは反対の生活です。局所集中で、言ってしまえば同じことを繰り返しているだけです。しかしアルコールによって脳がふんわりとしているのでそういった繰り返しでも受け入れられちゃうんですね。

こういう状態であれば、まずはちょっと俯瞰してみましょう。本当に自分はこれで幸せなんだろうか、と。もしかしたら他に楽しいことが待っていて、その可能性を自分で潰しているのではないか。

幸せの可能性はこのブログでもたくさん紹介しています。

幸せ_ 幸せのもとを作る

太く短く生きるか、長く細く生きるか

さてあなたは太く短く生きるか、長く細く生きるか、どっちを選びますか?

私はどちらかというと長生きをしたいなと昔から思っている派です。生きれば生きるほどに世界中でいろんなことが起こるのを目の当たりにします。良いことも悪いこともたくさん起こります。流行り病が世界に蔓延したり、戦争もあります。それでもこの世界がどうなっていくのか、生きている間にいろんなことを目にしたいと思うのです。

アルコールで寿命を縮めている場合ではないなと私は思うのです。もちろんこれは私個人の考え方です。アルコールは、お酒は素晴らしいものだと思います。だからこそ上手く使う。その選択権はあなたの手にあります。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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