【アルコールと体調について】アルコール依存症に陥る恐ろしさと上手く付き合うために必要なこと

アルコール依存症に陥る恐ろしさと上手く付き合うために必要なこと

# #

生活に関するおすすめ本

みなさん今日もお酒飲んでますか?

毎日何があってもアルコールは摂取してますという方。これは以前の私と同じです。その毎日を続けた結果、どうなったのか。体験談を含めてアルコールと体調の関係について話そうと思います。

アルコールと体調の関係性

アルコールと体調の関係性

少量のアルコールは体に良い。そう言われていた過去がありました。しかしあれは事実ではありません。今は科学的に「アルコールは100害あって一利なし」とのことです。

そうか、アルコールは体に悪いのか、しかしみんな飲んでるし大丈夫だろう。そう思って私も飲み続けていました。休肝日はなし、何があっても一日の終りを締めくくるためにはアルコールは欠かせないものだと思い飲んでました。だんだん飲む量は増えて、飲む時間帯も早くなっていきます。今思うと完全にアルコール依存症でした。

こちらもぜひ読んでみて下さい

科学的にアルコールを理解して生きる

それまでどれだけケアしても肌荒れが治らず困っていました。そして飲み続けた結果、腹部に変な痛みも出るようになりました。膵炎です。膵臓がアルコールの過剰摂取により悲鳴を上げていました。膵炎というのはとにかく一度なると大変な病気で、その痛みもかなり上位レベル。幸い私の場合は大事には至りませんでしたが、とにかく飲み続けることの怖さを身を以て知りました。

アルコールを控えると体調が回復する

そこで一度立ち止まってアルコールと体調について見直すことにしました。とにかくたくさんの禁酒本を読みました。アルコール依存症になった人の話やその体験談を漫画にしたもの、その末路など、人が飲み続けた結果どうなるのかをあらためて知りました。なかなかの恐怖です^^;

飲みすぎた結果どうなるのか、本当の怖さがわかる本

飲まないというスタンスの新しい考え方について知れる本

そこで分かったことがたくさんあります。医学的、科学的にはアルコールのメリットはないこと、精神的にリラックスできると思っているのはドラッグと変わらないこと、体の異変や体調不良はアルコールによるものが多いことなど。

このとき読んだオススメの本も紹介しておきます。もし少しでもお酒を辞めたいと思っているなら、まずはこれらを読むところから始めるというのは全然ありですよ。

読むとぜったい辞められると言われる禁酒の鉄板本

お酒のデメリットについて科学的に知れる本

酒をやめることのメンタルについて理解できる本



そして私は断酒を決行しました。90日ほど飲まなければ完全に体からアルコールが抜けるとのことなので、まずはそこを目指して完全に飲まない日々を送ることにしました。

アルコールリセットのメリット

アルコールリセットのメリット

最初の一週間くらいはちょっと辛かったです。なんせ夜は飲むのが普通の状態。飲まないと何をして良いのかも分からないし、退屈な時間に耐えられずすぐお酒に手を出そうとしてしまいます。しかしこの時点で家にお酒は置いていないので飲むなら買いに行くしかありません。さすがにそれは自分に対して情けなくなると留まって、何とかやり過ごしました。

アルコールを辞めてまず初めに驚いたのは食べる量です。少量ですぐ満足し腹が満たされることが分かりました。飲んでいたときは揚げ物など脂っこいもの、つまみなどを大量に食べていました。明らかに食べすぎです。しかし食べて×飲んでの繰り返しがやめられないんですよね。あれは完全にいろいろ麻痺してます。

おすすめの記事

本当に必要なものは1つでした

そして睡眠については元々アルコールのおかげで寝付きは良かったのですが、酒をやめることで初めのうちは上手く眠れませんでした。体のリズムが変わったからでしょうか。しかしそのうち純粋に眠くなったら布団に入る、寝る前にPCやスマホなど画面を見すぎないようにしたらぐっすり眠れるようになりました。目覚めはやはりアルコールを控えていたほうが良いですね。体もすっきりしている感じがします。

また悩まされていた肌荒れについてです。人は寝ている間に肌の細胞を修復させるそうなのですが、アルコールを摂っているとその機能がかなり落ちるそうです。つまり体の機能として治そう治そうとしているにも関わらずアルコールで阻害する日々を続けていたということになります。そりゃ治らないわけです。

アルコールを辞めた結果、回復力が目に見えて上がりました。特に肌が乾燥しづらくなったせいか、肌荒れそのものが減った感覚もあります。これはアルコールを辞めて最も良かったことのひとつです。

こちらもぜひ読んでみて下さい

生きている喜びを得る丁寧な暮らしとは?

アルコールは害でしかないという事実

誤解しないで欲しいのは私はこの記事を読んでいる人にアルコールを辞めさせたいわけではありません。アルコールのデメリットを普及させ、如何にアルコールが悪であるかを伝えていきたいわけでもありません。

そして私自身、お酒は好きです。酩酊状態がまやかしであろうと、お酒のメリットがなかろうと、お酒がただの毒であろうと、それでもお酒の文化が単純に好きです。

人生のロウソクと幸せの効率について

ただ体を壊すほどに「お酒がないといけない状態」になって、結果的に生を短くしてしまうのはもったいないなと思います。お酒がもたらすものを上手く享受しつつ、人生長く楽しんでいきたいと思っているのです。

そのためには一度アルコールとの関係を見直すことが必要です。私は一度完全に断ったことで、異常に飲むこともなくなり、アルコールへの過剰な執着もなくなりました。そして飲みすぎることでの不調と、飲まない状態での体調の良さを天秤にかけて、どちらが今欲しいのか冷静に判断できるようにもなりました。

もし以前の私のような人がこの記事を読んでいたら、ぜひ計画的な断酒をオススメします。一生飲んではいけないと言っているわけではないのです。今後まだまだ長い人生を上手くアルコールと付き合うために、たった数ヶ月辞めてみることは大いに意味があることを伝えたいと思います。

些細な視点で人生を広げる!予定調和を崩す方法

X,Twitter(@ich_du9)やってます。
記事の更新情報やエッセンスなどを日々更新中。



ラクに生きるおすすめ本

新着記事


関連するおすすめ記事

久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

詳しいプロフィール




よく読まれている記事