【現象として受け止める】わからないことはわからないものとする

わからないことはわからないものとする

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つい考えてしまう、どうしてこんなことになるのか理由を探してしまう、そういう人はこの考え方が抜けているかもしれません。

それは「わからないものをわからないもの、もしくは現象として受け止める」というものです。これについてちょっと解説します。

解釈をしないで現象に留めておく

解釈をしないで現象に留めておく

人は何かに付けて解釈をしがちです。これがこうなったのはこれが原因で、私がこうなったのは誰々のせいで…もちろんそれで納得して前向きに生きていけたら良いのですが、変に自分でトラウマにしてしまったり、自分ではどうしようもない他者や出来事を憎んだり。こうやって理由づけをしても実は何も変わりません。

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考えること、思考することは物事を繋いで結論を出すことのように思われますが、「そのまま受け止める」という選択肢もあります。「そのまま受け止める」というのは、つまり、「解釈をしないで現象に留めておく」ということです。専門用語でこういった能力をネガティブ・ケイパビリティとも言います。

他人と違って良い。自分らしく生きるための秘訣

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自分で深く解釈をしない、そういう現象がただ起こっただけでそこに縁も繋がりも意味もない。だからそれはそういうものだと放っておいて、後は自分でやるべきことをやるだけだ。こういう考え方が時にはとても重要だと私は思っています。

わからないものはわからないままにすること

世の中のことで分かっていることとまだ分かっていないこと、どちらが多いと思いますか?自分たちは分かっていることをベースに生きているので、これだけいろんなことが分かっているのならもう分からないことはないんじゃないか?なんて思ってしまいそうですが、人の体も、虫の生態も、地球環境も、宇宙の真理も分からないことだらけです。

もちろん私達自身の未来も分かりません。だからそこにどれだけ不安を感じてどれだけ考えようが無駄だ、としてしまうことも時には重要です。際限なく根拠のない心配事、悩み事が増えてきたら以下のように考えてみて下さい。

宇宙の規模を考えてみる

自分が住んでいる地域にはいろんな人がいますね。日本国内ではいろんな都道府県があって、東京の繁華街に済んでいる人もいれば離島で数えるほどの人と暮らしている人もいます。そんな日本は小さな国です。世界にはもっと考えもつかない多様性に満ちていて、価値観のまったく違う人達がたくさん生きています。文化や風土がまったく違う国がたくさんあります。

そして地球のほとんどは海です。海中はまだまだよく分かっていないことが多く、そういう意味では地球はまだまだ分からないことだらけです。

そんな地球は太陽系という太陽を中心とした惑星の集まりの中にあり、地球は惑星としてはかなり小さい方です。そんな太陽系も天の川銀河という銀河の中にありますが、この天の川銀河の中にも3000億ほどの恒星があるそうです。そしてこういった銀河は宇宙の中になんと2兆個以上あると言われています。

さて、、そのあなたの悩みはどれだけ重要でしょうか?何だかどうでも良くなってきませんか?

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無駄な悩みから抜け出す方法とは?

そうは言ってもそのちっぽけな自分にとってこれがすべてなんだよ!という人は、もうちょっと宇宙にたゆたってみてはどうでしょう。自分にとって最も重要なことがそれほど重要ではなく感じられるようになるかもしれません。

どうせいつかみんな死ぬから気にしない

どうせいつかみんな死ぬから気にしない

今から100年後、どうせみんな死にます。人はいつか必ず死ぬのです。あなたの嫌いなあの人も、あなたを悩ませているあの人も、あなたの足かせになっているあの人も。どうせみんな死ぬのなら、自分にとって良い人生って何でしょうね?

あなたは人のために生きているのではありません。自分のためです。そしてそれはみんなそうです。生きている人、みんなが自分のために生きているのです。だったら「人に迷惑をかけない程度に自分らしく生きる」これだけでよくないでしょうか?

得意で仕事をラクにするたった1つの方法

あれこれ考えてもしょうがない、何か起こったらそれはただの現象です。自分は自分らしく生きるだけ。こう考えられたらちょっと楽になれませんか?

現象として受け止めることのまとめ

わからないものをわからないものとして受け止めること、解釈をしないこと、ただの現象に留めておくことについて話しました。

人間は考える生き物です。だから生きる意味や真理なんかについて考えてしまいますが、そんなものはないのです。あったとしても人ひとりで考えられることなんてしれてます。

今を楽しまないと不幸になる?悩みと付き合う具体的なアドバイス

そういったことは哲学者に任せておけば良いとして、ほとんどの人はただ生きる。ただ毎日生きるだけで意味があります。そうやってラクに、楽しく生きたほうが充実した人生になるのは確か。深く考えるのは今日でおしまいにしましょう。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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