【お金がなくても幸せ】お金よりも大事なものは?幸せな人生を手に入れる秘訣
- お金
- 2023.08.11
お金に関するおすすめ本
人生においてお金が最も大切だと言う人はいますが、そんなことはありません。「お金がなくても幸せ」これはひとつの真理であり、すべての人がこの考えを持てると良いなと思っています。なぜそう言えるのか、ちょっと説明していきますね。
この記事の内容
お金がなくても幸せに生きられる
お金はある方が良いか、ない方が良いか。
どちらかというとある方が良いです。でもお金があったからといって必ず幸せになれるのかというとノー。お金がある人にはある人なりの苦労や悩み事、心配はあります。そしてない人の生活も同様です。ここに差はありません。
ただ、お金があることで解決しやすいことはあります。じゃあやっぱりお金は絶対に必要だよね、となりそうなものですが、長い間いろいろ考えて検証した結果、ここもノーだと言えそうです。それはなぜか。
それはお金でほとんどのことは解決できますが、お金で解決できることは一瞬の喜びしか得られず長期での人生の豊かさに本質的には繋がらないからです。お金で解決したことの多さ=幸せの量ではないわけです。
お金の使いみちを間違えてない?人を豊かにするお金の使い方
お金で何とかする考えを捨てる
欲しい服が買えた、欲しい車が買えた、家が買えた。買えた瞬間は満足しますが、そのうち人は「もっと、もっと」となります。
完全にそれらがない状態、つまり着る服がなかったり、車がない状態=0から1になる喜び自体は確かに大きいです。なのでここにはお金を投資する必要はありますが、それ以上、つまり1を1.1や1.3とすることは「お金のコスパ」が悪いです。そして外の世界から見ると1は1.1だろうと1.3だろうと、本質的に差がなくなっていきます。
お金はこれに使うべき、見極めのポイント
これを理解していないとお金はいくらあっても足りません。「お金で何とかする」という考えが中心にあるとお金で幸せになろうとし、そしていつまで経っても幸せになれない無限ループに陥ります。
これを読めばより理解できます
なので初めから「お金で何とかする」という考え自体を捨てるのが幸せへの直行便だと思うのです。
もちろん若い内はお金を使うことで得られることもあります。これくらいのお金を使えばこれくらいのサービスが受けられるんだな、とか、これだけお金を出せばこういった質のものが手に入るんだな、とかいった「お金の価値の目安」みたいなものは一度体感すると良いと思います。
しかしそれを続けているとどんどんお金が必要になり、お金がないと幸せになれない人間になってしまうので初めだけで良いです。
幸福度を上げるためのお金にまつわるアイデア
ではお金がなくても幸福度を上げるためにはどうしたら良いのか、を具体的に記そうと思います。
大きなポイントは以下2つです。
- ・自分だけの価値観を持つ
- ・過程を楽しむ
他にも細かいことはたくさんあるのですが結局この2つに行きつくので、これだけというのがシンプルで分かりやすいかと思います。
自分だけの価値観を持つ
ブータンという国があります。世界のあらゆる国の中でも幸福度が高い国として有名でした。自分達の国に誇りを持っていて、自分達が何を持っているか、そして何を与えられるのかとても深く自覚している国という印象でした。
しかしそのブータンが最近幸福度が下がってきたといいます。なぜなのか。インターネットが普及し始めて他の国と自分の国を比較することを覚えたそうです。すると自分達の国に何が足りないのかを気にするようになったそうです。
より深く理解するには
幸せはあなたの手元に!比較する生活から開放される方法
ここで得られる教訓は、自分が持ち得ているものにフォーカスできれば人は幸せであり、足りないものに目を向けて比較してしまうと不幸せになるということです。みなさん思い当たる節があるのではないでしょうか。
特に都市圏では比較のオンパレードです。常に誰かと競い、比較し、よりよく見せて自分を保つ必要があるような気になります。最近ではネット上でも同じようなものを求められている気がする人が増えています。
他人は他人、自分は自分と切り離して自分の価値観だけをしっかり持つ。そして人に流されずに、違うことを良しとするような考え方が必要です。
他人と違って良い。自分らしく生きるための秘訣
過程を楽しむ
お金で解決する、というのはお金で何かの結果を得るということです。それは最短の道筋なのですが、この道筋が短ければ短いほど体験は希薄になります。
ゲーム感覚で習慣化!自分に合った楽しみと達成感の作り方
例えば好きな人がいたとします。その人と少しずつ仲良くなって何とかOKしてもらえたデートと、お金を渡して付き合ってもらえるデート、どちらが価値を感じられますか。どちらが有り難みを感じられ、濃厚な時間になりそうでしょうか。言うまでもないですね。両者は「好きな人とデートする」という体験は同じながらも、それまでの過程があるかどうかで随分価値の感じ方が変わるわけです。
つまり人生においてあらゆるものは結果や体験そのものだけが重要なのではなく、そこに行き着くまでの過程をどうするかが鍵になります。
この過程が苦しいものであればあるほど結果は達成感が増しますし、過程で得るものが多ければ多いほど、人生においての意味が大きなものになります。
そしてこの過程はもちろん苦しいものとみなすよりも楽しいものとみなせたほうが良いわけです。いきなり楽しいものとみなせなくても、楽しめるもの、楽しめる可能性のあるものであり、この過程こそが人生の本編である、と考えられると良いですね。
結果はあくまでおまけなのです。すべては楽しんだもの勝ち、これが私が行き着いた考えです。
お金がない状態で幸せになれると長期的に得
この「お金がなくても幸せ」は一度自分の中にインストールできると、長期的に人生がイージーモードになります。なぜなら、人生においてお金がなくてもあっても幸せでいることができ、なくても幸せだと感じられることでお金に執着がなくなり、結果としてお金が増えることもあるからです。
お金を追い求めれば追い求めるほどお金に嫌われ、お金が逃げていく。逆に深追いせずお金と良い関係にいられる人のところにお金は寄ってきます。
お金がなくても、自分でなんとかするということを楽しんでやってみてください。これをあらゆる分野でやってみると、意外と自分でできること、そして人に頼むととてもお金がかかっていたことが理解できます。
見方を変えることで人生は変わる。人生を豊かにする、楽しむためのヒント
これだけお金を払ってこれくらいしかしてもらえないなら自分でやろう、こう思えたら儲けものです。無駄にお金を使うことなく、自分で好きなものを好きなだけ用意することができるようになります。そしてこういう時間を楽しめるようになれば、あなたにはもう大きなお金は必要ありません。
この状態をなるべく早く身につけること。これが人生において最も早い幸福への道筋だと私は思っています。
幸せはお金と直接関係ない
幸せとお金について話してきました。お金のありなしが幸せと関係がないというと信じられない人も多いかもしれませんが、人の行き着くところは古来からそう変わっていません。そうであれば、幸せはお金と直接関係がないことを予め理解しておくとラクです。
もちろんすべてのことを切り詰めてまったくお金を使わない状態を目指す必要はありません。何事もメリハリなので、自分がお金を払うことで得られる価値があると確信できるものにお金を出すことは悪いことではないです。
自分にとって大事なこと、お金を払っても良いと思うものを書き出してみて、それ以外はあるものでなんとかするという精神で生きられると良いと思います。
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久(Hisashi)
悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。