【効率よく働く】仕事の本質と、最短距離で目的を達成する方法

仕事の本質と、最短距離で目的を達成する方法

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働くに関するおすすめ本

労働はどれだけ長く働いたかではなく、どれだけ結果を出したかがすべてです。

自分で仕事をする人などは「いかに効率よく働くか」が労働時間を大きく左右します。同じ仕事を半日かかる人と30分で終わらす人。これらの本質に迫ります。

仕事の効率の具体的な本質

仕事の効率の具体的な本質

「仕事を効率よくやる」というと仕事での重要なことが抜けて「仕事をただこなす」という意味合いに捉える人もいるかもしれません。しかしここでは「仕事の本質を見抜いて最小限の作業で最大の効果を生む行動を選ぶ」という意味に捉えてもらえればと思います。

仕事の目的は、求められていることを実現して結果を出すことです。「効率よく」というのはここへの最短距離を目指す仕事の方法とも言えます。

ぜひ読んで欲しい本

仕事の本質を見抜く

仕事の本質とは具体的に何でしょう?それは仕事の数だけ種類がありそうですが、すべてに共通する言葉でいうと、仕事を通してそれを体験する人に与える価値です。それがお金に換算されて自分の収入になります。収入を得るために働くので、その価値を生み出す必要があるわけですね。

仕事の真価は面倒ごとを解決する貢献度にあり?

逆にこの価値さえ生み出せればどんな方法でも構わないわけです。10分働いて価値が生み出せるのであれば一日の労働は10分で良いですし、逆に一日働いてもその価値の創出にたどり着けていないのであれば、その労働は無意味かもしれません。

おすすめの本

本当に必要な仕事だけをする

仕事における行動の裏を考えること。私はこれがとても重要だと思っています。行動の裏というのは例えばこうです。

オフィスに来客があるとします。Aさんはお客さんが来る度にオフィスをピカピカに磨いてお花を飾ります。そしてどの人にもお茶菓子を用意します。後片付けもあります。どんなお客さんでもAさんはこれをやります。

一方Bさんは仕事に関係のない人はオフィスに呼びません。特別にもてなしたい人は外のカフェなどお店を積極的に使います。そして見た目をよく見せるよりも仕事が繋がることに注力し、その用意を万全にします。

Aさんは綺麗好きでいろんな人の評判は確かに良いかもしれません。もちろんここから生まれる仕事もあるでしょう。しかし仕事の本質を見抜いて行動できているのはBさんだと私は思います。Bさんは付き合いが悪いわけでもなく、一般的な評判も良いはずです。そしてBさんは、Aさんが誰にでも行っていることを限られた人にだけ行っている点で、必要十分な行動がとれています。Bさんは過剰なことを省いたその空いた時間を使って更に働くこともできれば休むこともできます。

AさんとBさん、あなたはどちらでしょうか?

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効率よく働くためのポイント

効率よく働くためのポイント

これまで個人的にいろんな仕事術を試してきましたが、実際に効果があって取り入れたものだけを紹介します。

仕事をリストアップしてソートする

行うべき仕事は一度リストアップして客観的に眺めるのをやったほうが良いです。そこで仕事環境にもよりますが、自分がすべきでない仕事は他の人に任せたり、省けるものは省いたりして整理するのが大事です。

より深く理解するには

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そして本当に行うべき仕事が決まったら、その中の細かい仕事も含めて「まとめて行えないか」を考えます。これには先ほどの「行動の裏」も一緒に考えると良いでしょう。仕事内容を種類別にソートすることで、同じ仕事脳で一緒に処理することが可能になることがあります。これはかなり効率が良いのでおすすめです。

テンプレートを作りルート化する

私は仕事のすべてをテンプレート化しています。メール(チャット)のあらゆる場面での受け答え、制作物のアイデア出しのパターン、意見をまとめるための法則、提出する資料のフォーマット、発信の更新時期やその内容まで、とにかくあらゆることをテンプレートにします。テンプレートといっても一字一句同じにするということではなく、入れる項目や考える項目、発信する要点など自分が考える思考をルート化していくということです。これがあればいちいちどうするんだったっけ?と最初からやり直しになることがほとんどありません。

「いつもここで悩んで時間がとられるんだよな」と感じている人は、テンプレートからのルート化ができていないのかもしれません。そこで自分が行うべきことをなるべく言語化して、スムーズに自分の思考が流れるように工夫しましょう。

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ひたすら自動化する

先ほどのは自分の頭の中の自動化ですが、こちらは物理的な自動化です。組織を持っている人、属している人はできるだけ効率よく動けるようにシステム化すること。また、個人で動いている人は外部サービスやevernote系のような知識ストックを限りなく有効活用して、オートマティックに仕事を行うことを心がけてください。

ちょっとした作業でも置換でできるなら置換する。後でラクになるようにシステマティックにファイル構造を作るなど、自動化しやすい仕組みづくりを積極的に行いましょう。

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集中×休憩を繰り返す

人が連続して集中できる時間は限られています。集中できていない時間は集中できている時間の1/3か、もっと下の生産性しかないです。これを意識的に利用します。集中してガッと仕事を進める。ちょっとでもダレてきたら潔く止めて休む。そして頭がリフレッシュしたらまたやる。これによって実際に仕事にかかる時間は短縮できます。

働き方を習慣にする

習慣によって自動的に体が動くようになっていると、その行為自体に過剰に意味を求めたり、悩むことがありません。習慣化する方法についてはこちらを参考にしてください。

習慣_ 習慣にする方法

労働のステップを習慣にして、またそれぞれの中でも楽しみを見出だせるようにするのがベストです。

効率よく働き、そして休む

最小限の動きで最大の効果(仕事の本質=価値)を得られるように、効率よく仕事をする方法について説明してきました。

効率重視で働いたあとは休みましょう。そして休むときは働くときの逆です。まったくもって効率を考えないで良いです。むしろ効率を無視して生産性とは無縁のことをなるべく行ってください。

タイムパフォーマンスは気にしない!暇な時間こそ豊かさの始まり

休みにも効率を入れると脳は休まりません。娯楽を効率よく吸収することに必死になってしまいどんどん疲れが溜まってしまいます。私は一時期これをやってしまい、常に脳が疲弊している状態から抜け出せずに困りました。

例えば釣果を気にしない釣りや、無理のないサイクリング、無目的に絵を描くなどは最高です。ぼーっとする。ときにはこういうことも必要なのです。

効率よく働いたらきちんと体と脳を休める。これを意識すれば労働と余暇のバランスが整い、労働を自分の中で無理がなく無駄のない行動、かつ得るもの多きものとして認められるはずです。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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