【うつ病について】鬱に悩むあなたへ。専門医だけが答えではない!私が学んだ対処法とは
- メンタル
- 2023.08.25
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なかなか厄介なうつ病。軽度の人から重度の人まで、悩まされている人は多いです。私も何度も経験しています。
ここと人生との関わり方を私の経験をもとにまとめてみます。
この記事の内容
鬱は専門医に見てもらうのが本当に良いのか
まず否応なしに重度のうつ病で生命の危険がある方は専門医へ行くべきです。もちろん自分が軽度なのか重度なのか、そういった判断も危ういというのであればここを見ている場合ではないのかもしれません。
しかし何度かうつを体験し、そこで個人的に感じたのは「鬱は専門医に見てもらうのが本当に良いのか」ということ。
幸せな人生にはクリエイティブな行動が必要な理由
薬で無理やり抑えてカウンセリングをして、心のトラウマなるものに近づいていく。その過程は非常に長いです。お金も非常にかかります。そして治ったとしても再発する可能性は十分にあります。そして心理学ではそもそもトラウマなんてものはないという見方もあります。
私個人としてはだらだらと意味のない治療を受けて、お金だけを失うことが多々ありました。医者も商売ですからね。そこで自分なりに調べて結局うつ的傾向が見られたとき、人間として何をしたら良いのか、そして人生の生き方としてどう考えていれば良いのかを学んでいきました。
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本当に必要なものは1つでした
私は医者ではないですから責任を持った確実なことは言えません。ただし以下は長い間うつ病と対峙してきて私が学んだことのいくつかです。もし興味があればぜひ参考にしてみてください。
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とにかく歩いてから考える
鬱にとにかく効果があって、私がうつ病を克服するきっかけとなったのがこれ、ウォーキングです。嘘のような本当の話、歩いているだけで鬱は改善していきます。これにはエビデンスがあって、詳しいことは下記の本を参照すると良いと思います。
私はたまたまこの本を人に教えてもらったのですが、当時家にこもる生活が多かったので、まぁ試してみるかとあまり効果は期待せずにやってみました。毎日30分〜1時間、近所を歩きます。
脳で悩んでもしょうがない?体と環境が生み出す衝撃の内容
ウォーキング、散歩はとにかくいろんな側面で体や脳に良いとされることが詰まっています。人によっては何も考えずに歩くことを「歩き禅」として、瞑想のような効果があるという人もいます。
歩くと実際にどうなるのかというと、歩く前と比べて若干ポジティブに物事を考えられるようになっている自分がいます。歩いている内に脳内が整理されるのか、気分的にもすっきりしてきます。なので生活スタイルにもよりますが、朝歩いて少し自分をポジティブに修正してから一日を過ごす、これがとても良いと私は感じました。この行為を習慣にするだけで一日の思考の方向性が大きく変わります。
こちらもぜひ読んでみて下さい
なお、このウォーキングは何も持たず、何の目的もなく歩くのが良いと思います。「自分だって通勤で歩いていてそれでも鬱なんだよ」という方は、鬱の原因かもしれない会社や社会へ向かうという行為がこのウォーキングの効果を妨げている気がします。まずは休みをとって、その上でゆっくりと何も考えずに歩いてみるのが良いでしょう。
マストをやめる
鬱になると物事の考え方に偏りが出てきます。正常な状態のときのようにフラットな物の見方ができず、自分に対して悲観的になります。すると自分の中である一定の「決めつけ」のようなものが増えていきます。「これはこういうものだからこうすべき」みたいなものや「あの人はこう言ったからこういう意味に違いない」といったものです。
これがどんどん増えていくと、もう完全ながんじがらめです。自分はこうあらねばいけないという「must=マスト」なことで縛り付けられて、一方向の動きしかできないぎこちないロボットのようになってしまいます。
これを読めばより理解できます
わからないことはわからないものとする
これを回避するのが単純に「マストをやめる」ということ。とにかく「こうあらねばならない、ということは何もない」これだけを常に頭の中に入れておきます。何かについて考え悩み始めたら、どこかでマストが前提になっていないか探します。そしてそれを取り払います。
自分の考えというのはとにかく一方的な決めつけだらけです。そしてそれが当たり前になっていて気づきません。それらをひとつずつ解きほぐすこと、これが鬱にはとても効きました。ぜひ一度試して習慣にしてみてください。
人に認められる評価軸を人生の中心にしない
よく悩む人というのは往々にして自分個人の課題ではなく、他人事について頭を抱えています。そしてそれを自分で何とかして他人に認められようと必死だったりします。ここでのゴールはつまり他人に評価されること。しかしその他人は他人です。自分の頑張りを認めてくれるのかどうか、未知数ですし、認めるよう強制もできません。
他人と違って良い。自分らしく生きるための秘訣
大切なのは「人に認められる評価軸を人生の中心にしない」ということだと私は思います。鬱は他人との比較だったり、他人からの評価と関わっている場合が多いので、そういうときは評価軸を別のところに持っていくのがおすすめです。
この世に「一般的」とか「普通」は存在しません。ただ数として多い集合が「一般的に」と語られるだけです。自分が一般の中に含まれることで安心感を得たい、という人もいるかもしれませんが、みな違うのです。だからこそあなたの個性もそのままで良く、無理に他人の評価軸を中心に持って生きる必要はありません。
悩んだらこれらの点を一度ゆっくり考えてみて下さい。自分の思考を少しずつ矯正していくこと、それが何よりもうつ病の改善に私は良いと感じました。昨日より今日、今日より明日、ちょっとずつ考え方を変えていきませんか?
ぜひ読んで欲しい本
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久(Hisashi)
悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。