【習慣と我慢について】習慣化の秘訣、報酬と我慢の関係
- 習慣
- 2023.08.27
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習慣について話そうとすると「どうせ我慢してしんどいのでしょ?」と思われることがあります。
これはちょっと違うので、習慣と我慢の本当の事実について書き記します。
この記事の内容
習慣にすることと我慢することの捉え方
そもそも我慢とはどういうことかというと、物事を嫌々行うことで自分自身にデメリットや負荷がかかり、自分の行動に対しての見合った報酬がない状態のことを指します。
早起きひとつにしても、我慢して早起きするのと、好んで早起きするのとでは物事の捉え方だけでなく実際に早起きから得られるものも違ってきますよね。
習慣にするというのは、無理に続けて我慢をする。その結果続けた報酬が得られる。そう考える人がいますがこれはちょっと違うのです。
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確かに習慣化するために新しく作った環境に慣れるまではほんの少し我慢が必要かもしれません。しかし、一度慣れてしまえば後は自分の裁量で継続し、そこから日々得られる報酬を大きくすることを目的にして良いのです。
つまり我慢は習慣の開始時に自分を慣らすために単に必要なだけであり、習慣そのものが我慢し続けることではないということをきちんと知っておくことが大切です。
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習慣と報酬、我慢の関係
習慣の始まりには報酬がありません。しかし一度習慣化できてしまえば習慣化のメリットはたくさん得られます。例えば早起きを習慣にできれば体内時計が整い、朝の集中力が高まり生産性が向上する、みたいな感じです。
物事が続かなくてやめてしまうのは、この報酬がない習慣の開始時が習慣のすべてだと認識してしまうことが原因です。またその報酬そのものも、習慣化したいことの種類によっては具体的な数値として分かりにくいものがあります。
例えば体調なんかがそうかもしれません。何だか体が良くなった、悪くなった、はその日ごとに揺れ動くものなので、習慣そのものが作用して全体として向上しているかどうかは分かりにくいこともあります。
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こういった場合は報酬そのものの結果をみるのではなく、続ける自分、努力する自分を報酬とするのも良いと思います。こうすることで自己肯定感を上げていけば、習慣として続けること自体が自分を成り立たせる構成要素となっていくはずです。
我慢の時期を乗り越えられるかどうか
物事を習慣化できるかどうかは我慢の時期を乗り越えられるかどうかにかかっています。
人間はどんな状況であってもその周囲の環境に適応できる生き物です。初めは辛いと感じることであっても何日か続けていれば必ず慣れてきます。その慣れるまでの時間が「習慣化のための多少の我慢の時間」だと先に心づもりしておいたほうが賢明です。
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我慢には必ず終わりがあります。終わりがないものを続けるのと、終わりがあると思いながら続けるのでは大きな違いがあります。むしろ我慢が終わってから本当の習慣行為が始まる。これくらいに考えておいても良いかもですね。
我慢は努力に変わり、やりがいが生まれる
我慢期間が終われば、その習慣は日常の行為になります。多少余裕が出てきて自分でどこまでやるか、どうやるかを考える余力も出てくると思います。
ここで大事なのは自分なりに努力できる範囲で頑張ってみることです。その努力は苦しいものだと思う必要はありません。自分ができる範囲での努力で良いのです。
ほどほどに努力をしてそれに見合った報酬を受け取る。これを続けると生活に張り合いも出て、生きることに確実な生産性を感じることができます。そしてこれは更に進めれば「やりがい」になります。
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自分が習慣として行うことが価値のあることだと思えること、そしてそこから確かに得るものがあり、満足感があること。これが習慣の全容です。
そしてそこには必ず楽しむことを忘れずに。
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久(Hisashi)
悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。