【人生の楽しみとアルコール】科学的にアルコールを理解して生きる

科学的にアルコールを理解して生きる

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生活に関するおすすめ本

お酒だけが人生の楽しみだ。もしそんな風に思っている人がいたらちょっと立ち止まってみて欲しいと思い書いています。アルコール自体は長い歴史があり豊かな生活と文化にはある程度欠かせないものであると思われていました。

しかし本当にそうなのか。考え直す機会があったのでまとめてみようと思います。

人生の楽しみとアルコール

人生の楽しみとアルコール

人はみな習慣としていつからかアルコールを摂取するようになるのが一般的です。体質的に飲めない人をのぞき、例えば40歳になるまで一度も飲んだことがない、なんて人はかなり稀だと思います。それくらいアルコールは20歳になればまず試してみて飲むもの、くらい一般的です。

外を歩けばお酒の広告があり、スーパーやコンビニでは当然のようにお酒コーナーがあり、CMではタレントが美味そうにビール等を飲んでいます。私は酒は美味いものだし、飲むのが普通だと思い長年アルコールを嗜んできました。そしてアルコールは人生を豊かにするものと疑わずに過ごしてきました。

しかし一度体調を壊したことをきっかけに、ふと考えたのです。アルコールって本当に必要なんだろうか、と。これまで人生の楽しみはアルコールによって更に豊かになっていると思っていたが、はたして本当にそうなのだろうか、と。

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そこでアルコールに関する本を読み漁っていくと、アルコールについていくつかのことがわかりました。

アルコールは人生において基本的にいらない

なぜアルコールは人生にいらないのか

本を読んで分かったのは、アルコールは科学的には毒でしかないということ。「少しであれば体に良い」という事実もないということでした。少量であっても害でしかないわけです。

またアルコールに求めていたもの、例えばリラックス感や、一日を区切ってくれる感覚、人とコミュニケーションを取りやすくなる効果、などは一時のまやかしであり、シラフでもこれらを主体的に得られるよう努める必要がある、ということでした。

これを読めばより理解できます

すべての人の人生はアルコール依存症

いやいや、そんなことないぞ!と私ははじめ思ったのですが、、こう反論したくなる人はすでにアルコールに取り込まれている、アルコール依存症の傾向がある、ということだそうです。

なるほど、と一度は頭で理解したのですが、しかしながら体はアルコールを欲します。つまり多かれ少なかれ依存症になっていることが証明されるわけです。そしてこれは個人単位ではなく社会全体としてそういう依存傾向を許容しているのだということでした。

これだけ聴くと少し恐ろしい話です。社会全体がアルコール依存症になっており、言ってしまえばみな毒を美味い美味いと摂取して毒を勧めてくる、という状態なわけです。さて、どうしたものか。

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最近では若い人を中心に飲まない人達が増えているという事実もありますが、一度習慣になったものを止めるのはけっこう努力がいります。そこでアルコールが必要ない理由を探してみました。

アルコールが人生にいらない理由

アルコールが人生にいらない理由

なぜアルコールがいらないのか。これはアルコールによって得られるメリット・デメリットを理解することから始まります。

アルコールのメリット

アルコールのメリットとしてよく上げられるのは、

  • ・コミュニケーションが円滑になる
  • ・感受性が豊かになる
  • ・食事が美味しくなる

等でしょうか。

この本はぜひ読んで欲しい

でもよくよく考えると、これらはアルコールを飲んでなくても行えたほうが良いことばかりです。アルコールを飲んでいるときだけコミュニケーションできる人はそもそも欠陥がありますし、飲んでなくても物事を豊かに受け取れたほうが良いですよね。食事に関してはノンアルコール飲料でも食事×飲み物は楽しめます。

アルコールのデメリット

デメリットはけっこうあります。

  • ・集中力が減る
  • ・食欲が過剰に増す
  • ・睡眠が浅くなる
  • ・脱水症状になる
  • ・太りやすくなる
  • ・内臓に負担がかかる
  • ・お金がかかる

これだけ見ると体に悪いということが分かりやすいです。

このメリット・デメリットの双方をきちんと捉えて考えたとき、普通に考えたら「アルコールはない方が良い」と思うのが正常だと思います。

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他にも様々な肉体的なデメリットや精神的なデメリットを私は把握しました。頭では「絶対に飲まないほうが良い」ということも理解しました。それで数ヶ月断酒をしてみました。その結果どうだったのか。

それでもアルコールを人生に取り入れるとき

その結果、アルコールはなくても生きられる、ということが身を持って理解できました。

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では今は酒を完全に断っているのか、というと、、実はときどき飲んでいます。これはなぜかというと、毒だと分かっていても感覚的にアルコールがもたらす楽しみを完全に排除することのメリットが見いだせなかったから、というのが理由でしょうか。(※その後完全にお酒をやめることができました。書いた当時の状況として残しておきます。)

また、「毒は良くない、体に良いものだけを取って体に良いことだけをしよう」となった人が究極の幸せを手に入れられるのか?という疑問が湧き上がりました。例えば潔癖症で家は新築、横断歩道は青信号でしか渡らず添加物0の食べ物だけを口にする。悪いことではないけれど何だか腑に落ちない感じがします。

私はこれに関して程々の毒やストレスがあってこそ人は豊かに生きられるのでは?と結論づけています。しかしそれでも確かなのは「アルコールは飲まないほうが体には良い」ということ。これは変わらない事実だと思っています。

今は以前のように「完全に酔い切るまで飲む」みたいな飲み方や、「それほど飲みたくもないのに習慣だから飲む」みたいなことはしなくなりました。

これらの考えはアルコールと真正面から向き合ったからこそ得られたことなのかなと思います。今後完全にアルコールをやめるのか、それとも少量でも飲んでいくのかは決めていませんが、「健康な体とのトレードオフをしてまで飲みたいものなのか」は常に考えていきたいと思っています。

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もしあなたが今アルコールがなくてはならない生活をしていたら、ちょっとだけ立ち止まって考えてみて下さい。あなたにとって必要なものは何でしょう。それはアルコールがもたらすものなのでしょうか。もしなくても良い生活ができればそちらのほうが良くないでしょうか。

一度アルコールについて学んでみませんか?

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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