【動きながら考える】脳で悩んでもしょうがない?体と環境が生み出す衝撃の内容
- メンタル
- 2023.08.22
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悩みがあるときに頭の中だけでひたすら解決しようとしていないでしょうか。
私はすっきり解決できる答えがこの世のどこかにあるんじゃないかと、ひたすら哲学書や思想本、ライフハック系のページをめくり探していましたが、これはひとつ間違いがあることが分かりました。これについて解説しようと思います。
この記事の内容
脳で考えられることには限界がある
ある研究によると人は手を動かそうと頭の中で思った瞬間よりも先に実際に手が動いているそうです。つまり意思と行動はどちらが先なのか、という深い問題がここにはあります。
脳は身体のすべてを司る司令塔のようにも思われますが、言語を通して入ってきた情報というのはそもそも完全なものではなく、ある一方的な見方によって説得力があるよう言語化されていることも多かったりします。つまり不完全な情報を脳の中でひたすら考えても完全に辻褄が合うことの方が少ないのでは?と思っています。
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もちろん科学的なものについてはそれで証明できるのかもしれません。でも人の心や悩み、考え事というのは多くの要因が重なっているので、すっきりひとつの答えで解決する、なんてことは少数です。
そこで重要なのが頭より体を先にしてみる、ということです。
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動きながら体で考えてみる
動きながら考えるというのは単純に様々なメリットがあります。体を動かしながら考えると立ち止まっているときよりもフレキシブルに頭は動きます。軽くジョギングした後などに動かす前と同じことについて考えると、「なぜ走る前はあんなに悲観的に捉えていたのだろう」と不思議に思うことは多々あります。
また、動きながら外からの情報を得ることで自分を客観的に判断できる可能性が高くなります。距離を置く、というのも自分を見つめ直すには大切ということですね。
そしてやってみてほしいのが頭ではなく「体で考えてみる」ということ。
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体で悩みを捉える
体に意識を向けてみると、「そういえばいま何だか体が喜んでいる感じがするな」とか、逆に「この人に会うと体が重く沈む感じがする」とか、体が実は如実に反応していることが分かります。
自分の無意識というのは直接体に関係しているものなので、体の反応をつぶさに見ることによって、「そうか脳はこういう風に捉えていたのかも」と体優先で考えるのも効果的です。
これを読めばより理解できます
人は環境によって作られている?
統計学の世界によると、人というのは生まれ持った個性があるのではなく育つ環境によって形づくられていることがほとんどと言われています。ここを深堀りしていくとまた長い話になり、人格とは個性とは、という問題になるので、ひとまず言いたいのは悩みというのは自分が生み出したものではなく環境の要因も多いよということ。
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「こうやって悩むのも自分が弱いからだ」と攻め続けるより、「環境によってこうなってしまっただけだから、しょうがないよね」とさらっと流すこともときには必要だと感じています。常にこの割合を50%/50%程度だと思っておくと何があっても少し気が楽になる気がします。
より深く理解するには
幸せになるためには幸せを諦める必要があります
自分の脳だけで完璧に答えを出そうとするのではなく、ぜひ体を動かして外をいろいろ見てみてください。「こんな人もいるんだ」、「こんなこともあるんだ」、「体もこう反応しているし、環境のせいかも」悩みの原因を分散させることで深く悩まないようになれれば儲けものです。
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久(Hisashi)
悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。