【習慣と意思の強さは関係なし】習慣化の達人に学ぶ!意思の強さよりも重要な「環境整備」のススメ

習慣化の達人に学ぶ!意思の強さよりも重要な「環境整備」のススメ

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習慣に関するおすすめ本

これから何か大きな目標に向かって頑張っていこう。自分ならやれるはず!と意気込んで、挫折してしまった経験ありませんか?これ、実は根本からやり方が違うのです。習慣と意思の力の関係について解説をしていきます。

「意思の強さ」だけで習慣は続かない?習慣形成の重要性とは

何かを続けること、目標に向かって頑張ることには意思の強さが必要だと思われがちです。自分が頑張れなかったとき、「自分は意思が弱い人間なんだ」「成功した人は強い意思を持ち続けられた稀有な人なんだ」と人は思ってしまいます。

習慣を続けるには意思は必要なし?適切なやり方

本当にそうなのでしょうか。大きなことを成し遂げた人の人生を見てみると、たまたまタイミングに乗れただけだったり、好きで夢中になっていたら気づかない内に大事になっていたり、他のことを趣味でやっていたらそれが大きく評価されたりと、必ずしも「これを達成してやる」とひたすら頑張ってきた人でないこともよくあります。

逆に自分が何かに目標を定めて頑張りたいというときも、意思の力ではなくこういった別の仕方をするほうが楽しく、結果も出しやすいのではないかというのが今回の話です。

そして習慣にして続ける際も意思の力はそれほど必要ではない、というのが現在分かってきています。

この本はぜひ読んで欲しい

意思の強さは一時的なのでそこに頼らない

私は格闘技を見たときだけ「うぉー」と筋トレをやる元気が湧いてきます。

しかしそれは一時的な意思力です。筋トレで常に自分を最高の体に仕上げておきたいという欲求は持続しません。この格闘技を見たときだけの意志力で筋トレを続けようと思うとけっこう大変だと思います。そもそもそんなに体を鍛えたかったのか?筋トレして今の自分に意味があるのか?と根本的な疑問を抱えてしまいます。

これが筋トレでなくても、お金稼ぎだったり、楽器の上達だったり、昇進だったり、何でも意思の力だけで何とかしようと思うのは無謀です。意思の強さは一時的なので、意識的にそこに頼らないのが実は最も大切なのです。

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習慣化の際に避けたい失敗パターン

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目標を決めて物事を続けるときにやってしまいがちな「あるある」をちょっと紹介しようと思います。これは避けたほうがベターな事例です。

目標を書いて毎日それを見て自分を奮い立たせる

これは自分の中の意志力を強制的に何度も消費して無理やりやる気を出す方法です。

自分の中のやる気スイッチが明確であれば何度かは有効かもしれませんが、それに慣れてくると「なぜ自分はやる気が出ないんだ」「自分は意思の弱い人間なのかもしれない」と自分を責めることになります。

毎日監視されることで頑張る

他人の目を気にして「やらなくては」と思うような環境を作ることはあまりオススメではないです。言ってしまえばやらないと叱られる、やらないと自分の評価が落ちてしまうという恐怖心から頑張ることになるからです。恐怖心から頑張ることはその他者から認められることが世界の中心になり、本質的に自分が目指す世界から離れていってしまいます。

記録をして続ける

努力を続けた結果を記録をし続け、その記録を止めないために頑張るというのは一見良さそうですが、目的そのものが記録することになってしまいがちで危険です。そして記録が止まった瞬間に目的がリセットされてしまいがちです。習慣として続けるためには記録だけでは足りず、+アルファで習慣足らしめる理由や環境が必要です。

習慣化したいけど続かない人は必見!努力不要の方法

毎日繰り返し行うことで自然と行える習慣が形成される

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「何かを続けるためにそれを習慣にしたい」と人は思います。しかしそれが習慣にならない、続けられないことがあります。そこに足りないのは何でしょうか。それは毎日繰り返し行うことです。

より深く理解するには

習慣化の力!反復こそが変化への鍵

でもそれって変ですよね?毎日続けられないのに、「続けるためには毎日行うことが必要」というのは一見して矛盾しているように見えます。しかしここに習慣の本質があります。

ぜひ読んで欲しい本

毎日どんな形であっても、ほんの少しの作業でも良いからとにかくやる。これが実は大切です。

毎日のルーティーンにその作業を組み込んでしまう。するといつしか習慣は形成されていきます。毎日のお風呂や歯磨きはまさにそれです。

行動を行う環境を整えることが最重要。意思は関係なし。

毎日習慣として続けるためにはそれ相応の環境を整えることを優先すべきです。

「今日もこれをやらなければ」と意思で毎日なんとかするのではなく、時間が来たら動く、椅子に座ったら開始する、朝起きたらまず始める、など行動のタイミングを作り、その通りに動きましょう。やるかやらないかを考えない。それも大事です。

自分を変えるなら環境を変える!習慣の実践的なアプローチ

習慣に意味を見出し、継続する理由を明確にすること

そして意味付けも大事です。「なぜやるのか?」に戻らないように自分の中での習慣の必要性、継続することで生まれるメリットなどは予めはっきりさせておきます。

そしてそれらはやるという前提において、どう楽しむか、どうやるかを都度工夫して「淡々と」やります。そしてその行為自体を「感じる」こと。

最終目的地だけが重要なのではなくて、今の時間を感じて、それが豊かな時間であることを感じましょう。そうすれば続けることの楽しさ、そこから生まれる時間感覚が、習慣そのものを豊かにしてくれ、いつしか結果的に大きな事実へと向かうことになります。

習慣と意思の強さは関係がない。これを意識してぜひやってみてください。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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