【ものを減らす】持たない暮らしが生む心の豊かさと幸せとは?

持たない暮らしが生む心の豊かさと幸せとは?

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幸せに関するおすすめ本

幸せになるためには何が必要でしょうか?どうしても「足りないもの」という視点で考えがちですが、実はすでにあるものを「手放す」ことでも幸せは得られます。

ものを捨てて減らすことの豊かさについて話します。

ものが増えると苦しみも増える

ものが増えると苦しみも増える

自分の持ち物を数えたことはありますか?おそらく数え切れないほどものは溢れていて、数えることなんてできない人がほとんどだと思います。じゃあそれらのものに対してひとつひとつケアができているか?それはもう言うまでもなくノーだと思います。

ものが増えることでもたらされる害は大きいです。使うときにものを探さなければいけない。そしていざ使おうと思うと使えなかったり修理が必要だったり手間がかかる。またそれをしまっておくスペースも必要です。それらのものを見る度に捨てようかどうしようか、いらぬ葛藤が頭の中で繰り返されます。そういった脳のリソースも実は奪われています。

しかし人はそういうデメリットを理解せずまた新しくものを増やしてしまいます。どこかに買ってあるはずだけど見つからないし買ってしまおう。その繰り返しでお金は無駄に消費され、また、ものの負債を背負い込むのです。そろそろもうこのループから抜け出しませんか?

ものを減らす不安を捨てる

では「ものを減らそう」と思ったときに問題になるのがあらゆる「不安」です。

ひとつは、なくなったら困るかもしれないという不安。いつか使うときが来るかもしれない。大丈夫です。そのときは大体訪れません。もし訪れたとして本当に必要なものならまた書い直せば良いだけです。

ふたつめは、ものを買ったときの価値を失う不安。高かったものを手放すとお金を失う気がする。でもいまそれを使っていないのならすでに失っているのと同然です。そして持ち続けることは更に別の価値を失うことになります。

みっつめは、自分が変わることへの不安。これを捨てると後悔するかもしれない。過去の自分を捨てることになるかもしれない。自分という存在はものを所有することではかれるものではありません。むしろものにとらわれないように自己を保つ必要があります。捨てましょう。どうしても見直したいものは写真に撮って手放すのをおすすめします。

より深く理解するには

不安を生み出すのも、解消するのも自分自身。不安の正体と解消法

ものを減らすメリット

ものを減らすメリット

ものを所有するデメリットの多さと同じくらい、ものを減らすメリットはたくさんあります。

まずは自分自身が身軽になり、ものをひとつひとつ大切にできるようになります。ものの多さにうんざりして頭を悩ますことはなくなり、頭は常にすっきりして、一日のタスクも少なく感じると思います。

これを読めばより理解できます

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自分に必要最低限なものが理解できれば物欲自体も減ります。常に出続ける新商品に惑わされることも減り、いちいち広告に反応して心の波風を立たせられることもなくなります。

ものを減らすというのは自分に本質的に何が必要か、それを知ることです。それが理解できれば自分を簡単に満たすことができるようになります。これほど幸せなことってないのではないでしょうか?

潔くものを減らすための方法

とはいってもものを減らすには最初はそれなりに工夫が必要です。ここでは潔くものを減らすための方法を紹介します。上から順に進めていくとわりとすんなり捨てられるようになると思います。

1.執着して持ち続けることで今後割く意識を想像する。

今後何度もこのものについて考えなければいけないと思うと手放したくなりませんか?

2.捨てたことで得られるメリットを確認する。

捨てるとどんなメリットがあるのか、それぞれについて考えてみましょう。

3.ものを全部出して使っているものだけ抜き取る。後は全部捨てる。

実際に使っているもの以外はいらないものです。使わないものを取捨選択しましょう。

4.悩んだものは捨てられる。

手放すか悩む。そういうものは大体手放せます。悩んだものは捨てるか譲るかしましょう。

5.本当にいらないものから捨てて、徐々に手放す感覚を掴む。

まずはすぐに捨てられるものを捨てます。すると捨てることの気持ちよさ、すっきりする感覚がつかめます。そこから更に進むという方法もあります。

6.すぐに捨てて振り返らない。

潔く捨てる。振り返らない。そうすると記憶から消えます。それでも何も問題なく生活はできます。

ものを減らしたシンプルな生活の幸せ

ものを減らした生活は風通しが良いです。ものが少ないので、自分に必要なものがすでに充分であることが見渡せば分かります。無理を突き詰めたミニマルな生活ではなく、過不足のないシンプルな生活。そういうのを私はオススメします。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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