【堂々巡りをやめる】堂々巡りの解決法と、悩みに対する上手な対処法

堂々巡りの解決法と、悩みに対する上手な対処法

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世の中には楽観的な人とそうでない人がいます。この違いは堂々巡りをすぐにやめられるかどうか、だと思っています。思考の堂々巡りという視点をちょっと掘り下げてみようと思います。

堂々巡りはなぜ行われるのか

多くの人は自分が頭の中で悩み、堂々巡りをしているということに気づいてすらいません。人から指摘されて、確かに同じことで悩んでばかりいるなと感じるくらいだと思います。それくらい頭の中というのは雲のようにもやもやしていて、現れてはぼんやりと消えていき、掴みどころのない形を形成しています。

突然現れた悩みという雲を対処しようと考える。でもその全容は掴みづらく、形も定かではないため、毎回同じ悩みについて考えていても形の違う雲だと思ってしまう。こうして毎度形を変える同じ悩みについてぐるぐると思考を重ねている状態が続く。これがいわゆる堂々巡りです。

より深く理解するには

「悩まない」だけで「悩み」がなくなるロジック

堂々巡りをする人は解決策を見出して進むことよりも、どうしようと悩むこと自体が習慣になっています。これをやめるにはまずは自分が堂々巡りをしてしまっていることを認識して、悩みの種の全体像を把握することから始めることが大切です。

すぐに悩んでしまう人とすぐに解決策を見出す人

すぐに悩んでしまう人とすぐに解決策を見出す人

堂々巡りをするのは悩みの全体像が見えにくく、毎回別の形の悩みだと思い対処しようとするから、という話でした。しかしこれはそもそも悩みを頻繁に生み出してしまう考え方の人とそうでない人でも、悩みの質や悩む回数が変わってくると思います。

よく悩む人というのは物事を複雑に捉えがちで、その複雑なあらゆるものを自分の頭の中でどうにかしようと考えています。これの解決方法としては、考える事自体それほど意味がないとして潔くやめるか、外部の力を使う方法です。そして考えること自体をやめるのはそれほど簡単ではないので、まずはすぐに取りかかれるのが外部の力を使うやり方です。

ぜひ読んで欲しい本

もやもやとした頭の中をすっきりと順序立てて整理するのに有効なのはずばり「書く」ことです。紙とペンで実際に書かなくとも文字にする。これだけで随分と状況は違ってきます。次に具体的な堂々巡りのやめ方を解説します。

ストレス解消にもなる、悩みを書き出す心理的メリットとは?

堂々巡りをやめる方法

堂々巡りをやめる方法

堂々巡りを認識して意識的にやめる

何度も悩んでいるなと感じたら、まずは自分が堂々巡りをしていることを認識して、意識的に断ち切ることを試みて下さい。「また考えてしまっている、これは以前考えたからやめよう。」と潔く思考をストップする。こういうことが大切です。

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文字にして俯瞰する

悩み自体が「解決していない問題」に関することであれば、その問題や取り巻く状況を文字にしてみましょう。そしてぼんやりとそれを眺めてみるのです。頭の中でひとつひとつ考えていたときよりも全体像が把握しやすいと思います。そしてそこから見えてくるものがあるはずです。

重要な部分だけにフォーカスする

悩みはいろんなものが複雑に絡み合っています。しかし本当に自分が取り組む問題というのはけっこう少ないものです。自分が関わって対処するべきところはどこか、重要な部分を見つけ出してそこにフォーカスしてみましょう。

新しい視点で捉えてみる

文字にして重要なところを見つけたら、それを違う視点で見れないか考えてみます。「こう受け取っていたけど、もしかしたらこう捉えることはできないだろうか」捉え方次第では悩みは解消されるかもしれません。

一時的に距離を置いてみる

悩みについて接している状態というのは非常に狭い視野で物事を捉えがちです。その狭い範囲で答えを出しても根本的な解決にならないこともあります。まずは一時的に距離を置いてみる。するとその悩み自体が不要であったり、まったく別の方法で悩みが解決できることに気づけることがあります。

合言葉はなるようになる

私の最近の悩みに対する合言葉は「なるようになる」です。

このなるようになる、というのは「常にこうやって自分はちゃんと考えられているのだから善処できているし、そうやって決めたことの結果であれば良くても悪くてもしょうがない。」という考え方です。その都度その時々で自分はこれからも悩むかもしれない。しかしそうやって悩んで選択をしていく。それ自体を今悩んでもしょうがないし、それは将来の自分に任せよう、と私は考えます。

「なるようになる」は問題の切り分けです。自分は今の問題しか解決できないし、未来のことは未来の自分の問題と切り分けるのです。こうすることで「今の自分」だけに生きることができます。

人生を充実させる秘訣は「今を生きる」ことにあった。過去と未来、そして「今」へ

自分に合った方法を用意しておこう

堂々巡りについて考えてきました。すべての人に共通して通用する完璧な解決というのが存在しないのが「悩み」というものです。だからこそ自分なりに悩みの解決方法を貯蓄していくことが私は大切だと思っています。

悩みは誰しもあるものだし、完全になくなることはありません。長い人生ですから自分の中で「こういうとき私はこうすると納得するんだよね」というマイルールをたくさん作りましょう。自分を上手くなだめて、自分を生きやすくする術をたくさん持てるか、それも自分次第なのです。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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