【生活レベルとお金と幸福】幸せを追い求める罠、生活レベルは上げてはいけない理由

幸せを追い求める罠、生活レベルは上げてはいけない理由

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お金に関するおすすめ本

気づいたらあなたの生活レベル上がっていたってことありませんか?

生活に関するコストを上げれば上げるほどお金は貯まりにくくなります。生活レベルについて詳しく見ていきます。

生活レベルとお金と幸福について

お金は使うために稼ぐものですよね。だから稼いだお金は自由に好きに使っていいんだ、こういう人は多いと思います。じゃあ大きく稼げるようになるとどうなるか。普段の生活に使うお金がどんどん増えていきます。

初めは月10万円で生活できていたのが、20万円に、それが30万、40万と上がっていき、いくらお金があっても足りないと感じてしまう。周りからお金持ちだと思われる人の多くはまだまだお金が足りないと感じてしまう理由はこれが原因です。

生活レベルを上げれば上げるほど、人の欲求は爆発的に大きくなっていきます。そして何をやっても根本的に満たされなくなっていきます。これって本当に自分が望んだ幸せなんでしょうか?

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お金の使いみちを間違えてない?人を豊かにするお金の使い方

「好きにお金を使えること」という幸せはけっこう消費期限が短いのです。すぐに飽きてしまい、次第にお金を使うことが虚しくなります。

じゃあ元から生活レベルを上げずに、お金を使いすぎない生活で幸せを感じられるようになったほうが良いのでは?と私は考えます。

お金を使わないことで得られる生活の究極のメリット

お金を貯めるなら生活レベルは上げてはいけない

お金を貯めるなら生活レベルは上げてはいけない

生活レベルが上がると起きること

もしあなたがお金を貯めたいと今思っているなら、それこそ生活レベルは絶対に上げてはいけません。お金がないときは週に1回の外食だったのが週3回になり、そのうち毎日外食するようになって、こうやってお金を使うことへの躊躇がなくなり始めると危険な合図です。

生活レベルが上がると稼いでも稼いでもお金が減っていくという自転車操業になります。

そして生活レベルは一度上がってしまうと下げるのはとても難しいです。自分のプライドが邪魔をしたり、慣れてしまった甘くて楽な生活からはなかなか抜け出せなくなります。

生活レベルを上げない満足

私個人の話ですが、私は食生活に関して普段はほとんど高級なものを食べたりはしないし、最近は外食もあまりしません。自分で作る料理を少し工夫することで、なんてことのない普通の食材でもなかなか良いものに仕上がったりして、しみじみとあぁ幸せだなぁと感じながら食べています。

洋服に関しても昔は特定のブランドが大好きで、給料が入るたびに数万円もするシャツやパンツを買い集めていましたが、今は自分の体にしっかり合ったシンプルなものが数点あれば十分だと感じています。ひとつひとつのアイテムの個性よりも組み合わせを楽しんだり、その周りの環境を整えること、例えば寝るときの服だったらパジャマ自体を凝るというより睡眠環境を整えるほうに重きを置いています。

より深く理解するには

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これで十分だと思えること、つまり「足るを知る」が出来ていると思っています。すでに足りているからこれ以上は必要ないよね、十分だよね、と何事にも思えるようになれば、お金は自ずと貯まっていくのです。

生活レベルを上げないポイント

生活レベルを上げないようにするためには意識的に気をつけるポイントがあります。

物質的な豊かさに頼らない

何百年も前の時代からすると現代の生活は皆が王様のような生活だと思います。十分に贅沢なんですよね。物質的な豊かさはすでに飽和していて、更にもっと上位のものを…と言い出すとキリがありません。

時間を知りたいだけなら腕時計は1000円でも手に入ると思います。しかしそれが100万円、1000万円の時計が欲しいとなっていくのは物質的な豊かさしか見ていないからです。ここに頼らず心の豊かさに目を向けて、お金をかけずに心が満たされることを増やしましょう。

周りを意識してお金を使わない

お金を大きく使う人は大体が「見栄」を意識しています。人によく思われたい、周りがお金を使っているので同じように思われたい、お金を使う生活をしなければ仲間外れになるかもしれない。こうやって使うお金は非常に無駄が多いです。そして「お金を使う意味」の本質から遠ざかってしまいます。

自分は本当にその生活を望んでいるのか、本当にそれが欲しくて買っているのか、一度深く自問自答してみることをおすすめします。

自分の豊かさをきちんと定義する

自分の豊かさをきちんと定義する

ここで最も大切なのは自分が感じる豊かさが一体何に関係しているのか、きちんと把握することだと思います。私はどういうところに豊かさを感じるのか、何をすれば幸せなのか。自分自身をよく知れているのであればお金の使い方を間違えることはありません。

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自分の持つお金で幸せになる方法

お金があるというのは選択肢があるということです。お金持ちが良いわけでもなく、お金がないのが悪いわけでもありません。いかにお金を稼いでいかにお金を適切に使うか、自分自身に合わせて上手く調整できる人こそがお金マスターであると言えると思います。お金とはそれだけのものであり、最も重要なのは自分の豊かさをきちんと定義することなのです。

お金に頼らず心の充足感を得ること

もっと言うと、お金に頼らない生活ができるようになると良いと私は思います。これは自給自足をしろということではなく、何かに付けてお金に頼る生活ではなく、お金以外の部分で心の充足感を得る生活のことです。

この本はぜひ読んで欲しい

お金使いが上手い人こそ「お金を使わないこと」にも長けています。お金を使わなくても満たされる、お金を使わない手段を自分の中に持っている。これができればお金はどんどんたまっていきますし、本当に必要なときにお金を上手く使えると思います。

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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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