【髪の毛の悩み】優劣ではなく違いであること。悩みから解放されるためには

優劣ではなく違いであること。悩みから解放されるためには

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髪はその人の印象を決める大切なものです。だからこそ悩みますよね。

髪の量が足りない、自分の髪質が好きになれない、薄毛が気になる。人によっていろいろあると思いますが、私はそれはすべて贅沢な悩みだと思います。そして悩んでも意味があまりないものだなと思います。それはなぜか。

髪の毛があるからこその悩み

いやいや私は真剣に悩んでいるんです。もっと理想の髪を持っている人を見ると自分が情けなくなるんです。そう思う人がいたら、今のままで十分だよと声をかけたくなります。そしてその悩みそのものはとても贅沢な悩みなのです。

実は私は髪の毛が一本もありません。毛というのものが今まったく存在しません。眉も産毛もありません。病気ですべて失いました。原因はよく分からず終いでしたが、血液との関係があるかもしれません。今後生えてくるかも未知数。

私は長い間絶望と共に過ごしました。ちなみに私は男ですが、もともと坊主のような髪型をするタイプの人間ではなかったので、その落差も大きかったですね。人前に出れなくなり今後の人生、社会的に死んだも同然だと思いました。人間関係は一度すべて失いました。

今はどうかというと、そんな自分を受け入れてくれる人と暮らし、このように(一応)前向きに記事を書いています。私なりに楽しさを追求し、自分らしく生きれていると思います。

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この間に何があったのか。それはもう長い道のりでした。完全に吹っ切れたわけではないですが、心の変化と捉え方について学べたことをお伝えしたいと思います。

優劣ではなく違いであること

優劣ではなく違いであること

人間以外の動物をちょっと見てみましょう。例えば犬の場合、大きな犬、小さな犬、ふさふさの犬、つるつるの犬、足が短い犬、足が長い犬、まぁいろいろいます。どれが最も優れていますか?と聞かれたら、それはただの違いです、と答えると思います。

ぜひ読んで欲しい

これは人でも同じです。人種もいろいろ、肌や目の色もいろいろ、手足が長い短い、すべて違いでしかありません。しかしこうあったほうが良いよね、こっちのほうが美しいよね、かっこいいよね、と優劣をつけてくるのが広告です。その広告をずっと真に受けていると「こうでなければいけない」「こうでないとモテない」という狭いエリアの思考になってきます。それは誰が得するのか。つまり広告主ですね。そういった思考に慣らされることで利用されている、と考えることもできます。

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人は本来すべて平等であり、並列です。優劣なんてありません。もしそういうものが実際に存在するように感じたら、それは誰かが得をするために作られた文化に慣らされているだけです。

私はそういう文化をすべて否定しようとは思わないですが、髪を失ったときに思いました、「もうそういうのは良いかな」と。

体の悩みをハンデであると思うかどうか

世の中にはいろんな病気を持っている人がいます。段々歳をとってくると健康であることのほうが珍しくなってきます。そして人生なんていろいろあるほうが当たり前で、すんなり上手く行っている人なんてほとんどいないことに気付きます。

私は髪をなくしましたが、そんな人生一度たりとも想像しませんでした。腕を失ったり視覚を失ったり、聴覚を失った人も同様だと思います。しかしそれでも現実を受け入れて生きていきます。これをハンデと思うべきなのか、どうなのか。もしハンデだとしたらそこに優劣は存在するでしょうか。髪はうねっているよりもストレートなほうが良い。黒よりもブロンドのほうが良い。ないよりあるほうが良い。じゃあ四肢はどうなのか。目や耳や皮膚は?

今を生きたいあなたへ

私は病気になったときにとある人から言われた発言が未だに記憶に残っています。「〜よりかはましだから気にすることはないよ」。つまり世の中にはもっとひどい人がいる、あなたの気にしていることは大したことがない、ということです。これを聞いて気持ち良い人はいないと思います。なぜなら、みな自分の問題がとても重要だからです。

これを読めばより理解できます

そしてこれは物事に優劣がある、という前提です。果たしてそうなのか、私は未だに疑問です。

体の悩みの考え方

私自身こんな経験からか、長い間自分とどう付き合ってよいのか、いろんな体験談を読んだり向き合い方の可能性をひたすら探ってきました。そこで学んだことがいくつかあります。

自分の今持ちうるものを確かに生きること

自分が今持っているものを見つめます。そしてその可能性を考えます。失ったものや、元々ないものに執着すると疲れます。自分を傷つけることになります。

誰しもポジティブに生きたいものです。しかし理想との違いや、受け入れがたい現実は早々にして訪れます。これらは時間が解決してくれることもありますが、結局は自分が自分をどう認識するかの話でしかありません。

残念ながら自分のことは自分しか気にしていません。長い人生をどう生きたいか、自分とよく話し合って、周りを意識し続けるのか、それとも自分が生きたいように生きるのか選択しなければいけません。

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優劣がないこと、違いであることを認める

現代社会は物事に優劣をつけてランキング形式に見立てることに必死です。なぜならそうすることで欲求を駆り立てて商品が売れるからです。もちろんそれらによる良い効果があることも見逃せませんが、人の体の悩みやメンタルの隙間を狙った商品が多いのも事実。

「こういう世界は自分には関係がない」「ただの違いだから気にする必要はない」と思えるようになると良いですね。社会自体はそう簡単に大きく変化しないので、自分なりの答えを見つけていつでも避難できるようにしておく、という心持ちが大事だと思います。

すべての人にとって生きやすい社会へ

すべての人にとって生きやすい社会へ

そしていつかは、そういった各々の違いをみんなが認められる社会になると良いですね。「違いを見つけた瞬間に自分の中で精神的な有利不利を考えないでいい社会」が私は理想的な社会だと思っています。まぁ人間は欲深い生き物なので無理かもしれませんが笑

幸福の定義とは?人それぞれの幸せの鍵を考える

ここまでに書いたことは実行するのは簡単なことではありません。事実私も今こういう風に書けるようになるまでとても時間を要しました。もし悩んでいる人がいたら、今は「こういう考えもあるのだ」くらいでも十分かもしれません。

こんな髪をすべて失った人間でも頑張って生きているんだ、そう思ってもらえれば私としては記事を書いた意味があります。

すべての人に、良い心の持ちようが訪れることを願っています。

X,Twitter(@ich_du9)やってます。
記事の更新情報やエッセンスなどを日々更新中。



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久(Hisashi)

悩み解決のスペシャリスト。「生きること」に答えを探し求めて楽に生きるには、「幸せ」「働く」「お金」「生活」「メンタル」「習慣」この6つが重要だという結論に達しました。これらの知識を得てバランス良く使えば、「生きること」のだいたいの悩みは解消するのではと思っています。

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